ブルー☆サーガ 2−2
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/01/21(Sat) 19:08:17) |
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Res51 |
開戦! 《8月02日 (18:00) 宇宙要塞ルナ・ツーがエンドレスバトルロワイアルを発動。》 《8月02日 (18:01) 魔 天 使がみんなの力一つに!!を発動。》 《8月02日 (18:02) カサンドラの砦がやりますかを発動。》 ブラウ・ブロも準備万端遂に戦いの火蓋が切って落とされる。 相手は既に決めていた。今日で引退するシャンさんである。今日は 思い残すことなく命一杯シャンと戦うことに決めた。これが僕に できるシャンさんへの手向けである。 そして、マウスは迷うことなくシャンさんへ、「攻撃!」人差し 指が静かな「カチッ」と言う音をたてる…。 か、開戦? かい…せん!! か、回線が重すぎだぁ〜…OTL このとき一体何人のエリア1プレイヤーがONしていたのであろ う…。後日全体掲示板で他のエリアの人からクレームが来るほどに 重くなってしまったのは間違いない。 『ま、まじすか(^^; 今までも重いことあったけど…』 当時ISDN回線だった我が愛器ブラウ・ブロの戦闘結果が返って くるまでに3〜5分も掛かってしまうのだ。 シャンさんも低HP、大破させて、会議室を覗くと沢山の国民 の書き込みが…、 「げっ重すぎ…」 「戦闘できない。」 「駄目だ、無理落ちます。」 なんと、皆が皆あまりの鯖の重さに目を白黒させているのである。 さっき、大破させたはずの、シャンさんも既に復活しているような 按配なのである。爆を使おうがENなんてちっとも減らない。 『これは予想以上だな…(T_T』 これは、やばいぞ〜、いきなり暗雲がたちこめるのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/01/23(Mon) 18:38:29) |
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Res52 |
開戦後1時間は同じような状況が続いた。僕はシャンさんだけを 再三に渡り攻撃を続けて行る。きっとしつこい奴と思われたに違い ない。でも、シャンさんと戦えるのもこれが、最後だと思うと心置 きなく戦闘をしておきたかったのだ。 状況は開戦後1時間30〜2時間ぐらいで変わってきた。撃ち合いに 応じていた「新世界」の面子が徐々にOFFしていったのである。 作戦というよりも、後は「同盟軍」側にノーガードで撃たせると いう風にも見て取れた。 きっとこの日の戦略に関しての何らかの相談が「新世界」の中で されていただろう…。だが、それがどんな話し合いだったのか知る 由も無いのである。 徐々にだが鯖の具合も最悪の時を過ぎ、反応が良くなってくる。 「相手のONの人が少なくなってきました頑張りましょう。」 途中食事に落ちる人、EN切れで落ちる人、新たにONする人が 入れ替わりながら、戦いは長期戦の様子になってきている。 時折要塞が出るものの、対したダメージを与えることも無く次々 と生き返ってくるゾンビの様な国民に唯時間だけが、淡々と過ぎて いく。 皆の中にも自分の中にも疲労の蓄積が徐々に積み増しされて行く。 開戦後約5時間、そろそろ23時を過ぎたぐらいの時間に参戦者が 現れた。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/01/24(Tue) 21:33:59) |
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Res53 |
「爆さんと信玄さんがONしました。注意してください。」 @爆魂@さんと武田信玄さんがONしてきたのだ。すこしだれ気味 だった会議室はピリピリと緊張感がますのであった。この時は「新 世界」の中で他にONしている人はいなかったと思う。少なくても 幹部クラスの参戦者は0である。 なかなか要塞が出ないとは行っても「新世界」の国民は10名を 切るぐらいの状況が常時続いている。 もちろん戦争中だから、爆さんと信玄さんにも皆の集中砲火が 浴びせられるが、絶妙なタイミングで二人は亡命に成功するので あった。 『この弾幕の中を流石だな…。でも何をする気だろう?』 二人は、無国籍に一時期避難したかと思うと、何と「ルナ」に 入国してきたではないか…。 『寝返り? まさかな…。偵察かな…?』 「どうしたんですか?何かありましたか?」 「…………。」 僕や何名かが会議室で問いかけるものの返事はない。 明らかに様子が変である。きっと二人では私信で相談しているの だろうが、凄く気になる動きだ。正直二人の動きに翻弄されて「新 世界」どころではなくなってきた。 「どうしたんですか?」他国の総帥からも私信が届くが、「分かり ません」と返すしかない。しかも、戦争対象国家から亡命しているの で狩ってしまえばON狩りとなってしまう。 二人の思惑がわからない…と思っていたときに事件がおきるので あった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/01/29(Sun) 20:21:12) |
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Res54 |
「チクショウ、ON狩りしやがったー!」 ベッカムさんの声が会議室に響き渡るのであった。 武田信玄さんは無国籍から、@爆魂@さんは「ルナ・ツー」の中 で亡命を使いながらベッカムさんを大破させたのである。 ベッカムさんは高HPを目指している。ここで大破されては、 もう数時間ONができないのである。実質この夜のベッカムさんの 戦略はここで終了となってしまうのだ。 エリア1の唯一のローカルルール【ON狩り禁止】この行為は もちろんON狩りとなり、ローカルルールに抵触する。戦争中とは いえ許される事ではないのである。 か〜〜〜〜〜と頭に血が上って来た。 そして、@爆魂@さんの一言がほんの僅かに残された自制心に 止めを刺した。 「何宣戦布告なんて甘っちょろい事やってるんですか、そんな 事していたら、大国なんて絶対落とせませんよ」 ぷっちーーーーーーーん あれっ変な音がした…(汗) |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/01/30(Mon) 15:50:31) |
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Res55 |
『あ〜そうだよ、確かに宣戦布告なんて甘っちょろいよ』 『でもね、俺がどんだけ考えたのか分かるのかよ。』 『宣戦布告をしたからこそ、keishiさんの要塞回復はしないと 言う決断だってもらえたんじゃないか』 『それが、ルール違反をしておいて言って良いことかよ〜』 なんて、箇条書きにできるような状況じゃなかったが、まるで 走馬灯の様に頭を駆け巡る。 もう、この時は自分の怒りで周りの人を気遣う事もできなかっ たし、怒りを抑えることもできなかった。 「この荒らし野郎!!」罵声が会議室を飛び交う。 ベッカムさんとシャリとは@爆魂@さんに怒り狂うのであった。 「お前ピーーーー様のピーーーーだかピーーーー」 「絶対ピーーーーーー管理人にピーーーしてやる。」 既に放送禁止用語…(汗) 他の人たちも息を呑んでいる感じで、やすやすコメントできない。 二人の罵声が会議室を駆け巡るのであった。 帝王さんたちも「どうしたんですか?」と「ルナ」に入国して 来るのであった。 恐らく予想以上の剣幕に一番肝を冷やしたのは@爆魂@さん だったろう。そのまま、会議室にコメントすることなく、信玄さんと 二人で、「新世界」に退避するのであった。 この事で全員の手が止まり、もう戦略どころではなくなってしまった。 アストラルさんからも私信が届く 「気持ちは分かりますが落ち着いてください。折角皆で楽しんで いるんですから、楽しくやりましょう。」 「すみませんm(__)m 本当に抑えられなくなっちゃって…。」 この場で冷静な意見をくれる頼もしいアストラルさん。ふと『ルナ の総帥をお願いしても良いなぁ〜』などと思ったりしていたw。 そして、また、信じられないコメントが会議室を飾るのである。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/01/31(Tue) 17:55:26) |
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Res56 |
「二人が防衛のためにON狩りしのは私の指示です。」 なんとkeisiさんのコメントである。 「二人は私の指示で動いただけで、責任はありません。問題が あるのであれば、直接私に言ってください。」 激震が「ルナ」の会議室を襲う。 「本当かよ〜」 「何てことするんだよ、信じられない。」 「何て人だ見損なったよ。」 一気に皆の怒りがkeishiさんに集中する。 「もう、いい落ちますね。」ベッカムさんは怒りがおさまらない まま落ちる。 『裏切られたのか………………。』もう、頭が混乱しまくりで ある。 『何故…?ONしないって言ったじゃないか…。』 『嘘ついていたのか…、こちらへの精神的なダメージを大きく するために? でも、何で?』 『じゃ、何でONしないなんて態々私信してきたんだ?』 『あれ? 何か凄くいやな感じ、何だ、変だ、気持ち悪い…。』 『こんなのkeishiさんじゃ……ない。』 この間5分間目まぐるしく頭の中を思いが駆け巡る。 『あっ、そうか』 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/02(Thu) 20:17:50) |
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Res57 |
「keishiさん、二人の罪を背負ってEB引退するつもりですね。 そうでしょう!」 ああ、そうだそうに違いない、それなら話のつじつまが合うじゃ ないか。 今回のON狩り行為はきっと@爆魂@さんと武田信玄さんで、 考えた事なんだ。でも、あまりの怒りに「新世界」で「どうしよう?」 って事になったんだ。 keishiさんは『ONはしません。』とコメントくれたが、見て いない分けじゃなかったのだ。きっとある状況をじっと見守っていて くれた。また、愛する「新世界」の最後がくるならそれを、見届け たかったんだ。 きっとあの二人を守る為に、自分がやったと伝えてきたのだ。 それが、僕のイメージのkeishiさんだ。そして、本当の事を誰にも 伝えずに、"悪役"のまま引退するつもりに違いない。 この時には、僕は自分の考えにほぼ確信めいた物を感じていた。 まるで、ガンダムでアムロとララァが感じあうように…。 『おっ、覚醒したのかな俺…(それどこじゃないだろう。汗)』 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/03(Fri) 20:29:27) |
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Res58 |
「そうです。よく分かりましたね。でも、誰にも言わないでくだ さい。」 あぁ、やっぱりそうだ。この時に爆さんと信玄さんへの怒りは霧散した。 逆に、keishiさんへの悲しさなのか怒りなのか複雑な感情が湧き上る。 「keishiさん、何でそこまでするんですか? これはゲームでしょ? そんな思いまでしてやるなんて残酷すぎます。」 「僕の事はどうでも良いんです。二人が「新世界」を思って、 防衛の為にやった事は事実です。決して、荒らす為にやったんじゃ 無いことだけ分かってやってください。」 「だからって、keishiさんが一人悪役になること無いじゃない ですか!」 私信でやり取りする間も、会議室にkeishiさんへの辛辣なコメ ントが書き込まれる。そのコメント見るたびにグサグサと心に突 き刺さる。この時、初めてEBが嫌になった。こんな思いをして 続ける意味があるのか?ゲームだとしたって、長くに渡って得て きたkeishiさんに対する皆の信頼や思いに対しての裏切りじゃな いか…。 「だめだ話しますよ。keishiさんが一人悪者になることは 無い。」 「お願いします。二人にはある意味、悪いことをしてしまった 思いもあります。黙っててやってください。」 「僕はEBが初めて嫌になりました。こんな思いをするぐらい なら止めます。」 「ちょっと待ってください(^^; シャリさんは、まだ始めた ばかりじゃないですか。引退なんて駄目ですよ。」 冗談抜きでこの一瞬は本気で引退を考えた瞬間だった…。 もちろん、やめることなど出来ないのだが…。 その後、いくつか言葉を交わしたが、覚えていない…。 これからのエリア1をひっぱってとか、盛り上げてとか言われた 気もするが、自分がそんな器ではないことは分かっている。 あぁ辛過ぎる。恥ずかしい話しながら本当に端末前で涙ぐんで しまった…。ものすごく…つかれた…。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/04(Sat) 19:45:17) |
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Res59 |
「本当にあんな人だと思わなかった。」keishiさんとのやり取り をしている最中に帝王さんから、私信が届く。 あぁ誰に疑われてても帝王さんだけには本当のことを知ってほしい。 僕は自分の考えとして、keishiさんが二人の罪を被って引退を考え ているのではないかと言うことを帝王さんに伝える。 「なるほどー、そうかもしれないですね。」 流石、keishiさんと付き合いの長い帝王さん、ピ〜ンと来る物が あったようだ。 そして、最後に 「力不足でした「新世界」を落とせずに申し訳ありません。」 恐らく、戦いの中で最後を迎えたかったに違いないkeishiさんに お詫びの私信を入れる。 あぁぁ今まで感じたことの無い疲労感…。 長く続いたこの日の戦いは終わるのであった…。 結局この事は、誰にも話すことは無かった…。出来なかった。 自分がもう少しうまく「実は…」と言うのを側近の人たちにでも、 出来れば良かったのにと今でも思うのだが…。 だが、話さないと言った約束というか、keishiさんからの依頼を 破ることは最後まで出来なかったのである。 本当に融通が利かない、立ち回りの下手な奴だと自分のことを 思うのであった…。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/07(Tue) 20:15:24) |
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Res60 |
翌日、@爆魂@さんや、武田信玄さんと仲直りするのである。 あんなに怒ってたのに、信じられなーい何て思わないでくださいね(^^; EB(0円)が強い人とはどういう人か? 以前も記載したと思うが、コミュニケーション能力の高い人である。 比較的ALL=NTまでの道のりが遠くない0円EBでは、個人の 強さには対した差は開かない。 そこから先に行けるかどうか、それは老若男女に関係なく、人と コミュニケーションを取れる力である。 個人で何をしようが、行き着く先(ALL=NT)には限界が あるし、それだけではEBへの意欲は直ぐに薄れてしまう。 今更ながらに、EBの楽しさはリアルタイムにバーチャルな世界 でコミュニケーションする事によって、リアルではありえない年代 の人や地域の人とも、友人になれる。同じ時間を共有することで、 絆が生まれる、それが一番の魅力のゲームなのだ。 もちろん、武田信玄さんも@爆魂@さんも0円EBでの強い人、 つまりコミュニケーション能力が高い人である。 翌日、僕とベッカムさん、信玄さんと爆さんはそれぞれ私信で 会話して、前日のトラブルを解消するのであった。 相手が言うことを真摯に受け止める。自分が思っていることを きちんと伝える。これが出来るのは素晴らしいことだと思う。 (この日オヤジ二人の説教を素直に聞いてくれる二人は本当に 凄いと思いました^^) 時には意見の衝突や、思惑の違い、敵になったり味方になった りするEB。でも、端末の向こうには“機械”じゃ無くて、人が いるのだ。しかも、表情や動作を見ることも無く、文字だけで、 相手とのコミュニケーションを取らなければいけない。 その奥の深さは、リアルの世界においてもきっと役立つに違い ない。 『EBやってて良かった〜』って事が皆にあると良いのにな^^ |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/09(Thu) 19:02:33) |
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Res61 |
さて、前日に出した戦略は24時間戦略、この日も戦略は続いてい たし、「新世界」とは停戦を結んだわけではない。 前日keishiさんに「EB止めます!」と啖呵をきったものの直ぐに デリートなど出来るわけも無く、まだゴロリと気持ちの中に転がる ものはあったが、それに対しての答えは見つけ出せない。 この日も、そこそこの小競り合いは、各人の中であったと思われ るが、僕自身には「新世界」に向けて、攻撃を続ける気持ちは既に 失せていた。 後味が悪い形で終わってしまった昨日の戦略…、またそれに費や したエネルギー、この日も前日のことで、あれこれ話したり動いたり したと思うが、殆ど覚えていない…。 しかし、各々の中で昨日の戦略は一つの節目であったことは間違い 無かったと思う。 《8月03日 (20:13) @爆魂@ が暇を樹立。新 世 界に対して独立を 宣言。》 @爆魂@さんが、新世界から出国、しかし、その日のうちにロード・ ウォリアーさんから、戦略を受け陥落。 また、長い膠着状態が続いてしまうのだろうか…。 とりあえずは、自分のエネルギーを充足させる事に務めるしかない。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/10(Fri) 15:38:34) |
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Res62 |
とうとうシャンさんの引退の日が来た。 《8月05日 (00:55) シャン の総帥就任を 新 世 界議会が承認。 シャンに全指揮権委任。》 《8月05日 (01:07) 新 世 界がみんなありがとう!!》 この戦略を最後にシャンさん引退となる。 そして、次のエリア1の動きはSakuridaさん、改めDr.Sakurida さんの傭兵国家「ACENT」の建国であった。 《8月06日 (06:00) Dr.Sakurida が傭兵国家「ACENT」を建国。 最高指導者にDr.Sakuridaが就任。》 ALL=NTになった後にEBをどう楽しむか?それは個々に とらえ方が違うと思うが、STの「ACE」+「NT」の名前を 繋げた「ACENT」は、この激戦のエリア1の中で、傭兵国家 を作り上げるのであった。 僕にとってはいきなりの動きであったのだが、@爆魂@さんや 武田信玄さんも入国、その名前やコンセプトに心引かれたALL =NTが瞬く間に集まるのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/11(Sat) 18:18:23) |
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Res63 |
主なメンバーとしては、「sakurida研究所」の時のメンバーが 集まった。従って、ルナからACENTに移籍したメンバーもいる。 先の大戦時Dr.Sakuridaさんは、「新世界」「同盟軍」どちらにも 組することなく静観し、情勢を見守っていた。 そして、戦後直ぐに「ACENT」の立ち上げとなったのである。 傭兵国家「ACENT」に関する規約はSakuridaさんの、HPに記載 されていた。詳細までは記憶が無いのだが、かなり細かな国民に 対する拘束もされていた。 そして、金銭の受け渡しが出来ない0円EBの中で「ACENT」と 契約を結ぶ為には、総帥がSakuridaさんと話し合い、協力して もらうという、まさにコミュニケーション能力で傭兵を雇うと いう仕組みなのである。 恐らく、これはかなりの苦肉の策だったに違いない。 今、「ACENT」を雇うとすると主要4カ国「新世界」「魔天使」 「カサンドラの砦」そして、「宇宙要塞ルナ・ツー」である。 既に、「ACENT」はALL=NTが10名以上この力を手にすれば 大きく戦局が動くことも考えられるのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/13(Mon) 19:11:59) |
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Res64 |
まずは、冷静にメリットとデメリットを考えてみよう。 メリット 1.戦い慣れた、プレイヤーによる一時的な戦略UP 2.交渉によっては戦略の立案及び情報収集等を取ることが可能かも 3.自国へ傭兵を迎え入れることで、他国からの戦略の脅威を回避 できる。 デメリット 1.自国民の傭兵受け入れの感情的な難しさ。 (今日の味方が、明日は敵になっているかもしれない) 2.自国情報が漏洩する危険性が増える。 「宇宙要塞ルナ・ツー」総帥としては、今の所デメリットの方が より大きく感じられるのであった。 現状自国だけでも、エリア内では上位にランクする戦力を保有 しているし、戦略という一番の醍醐味を、傭兵を入れて水増しした 場合、自国民の士気の低下、国民の流出の危険性を強く感じたのだ。 時期が悪かったのかも知れない。これが4つの国が全て敵同士で 戦い合っているのであれば、それぞれの国で傭兵を活用する可能性 ももっと合ったかもしれないが、今実質戦略の低下が著しく見える のは「新世界」。 「ACENT」が活用される可能性があるとすれば「新世界」しか 無いと思われるのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/14(Tue) 22:13:02) |
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Res65 |
しかし、「ACENT」に対してはどの国家(少なくても中心の4カ国) からは傭兵の依頼は無かったもようである。 sakuridaさんから、連絡が入ることは無かったが、仕事が無く 暇になってしまった、傭兵たちは独自に各国を廻り仕事先を探し たりしている。 「シャリさん、「ACENT」雇ってくださいよ。」 「すみませんが、傭兵を雇うつもりは無いんですよね。」 「それなら、「新世界」に雇ってもらってルナを潰します。」 って感じになってしまったりして、諸に勧誘が逆効果になって しまうのであった。 『おう、ええ度胸や、獲れるものなら獲ってみぃ〜(`Д´)ノ 』 ってなっちゃうものね(^^; でも、Dr.Sakuridaさんの新しいものを取り入れようという熱い 気持ちには本当に敬服した。 個人的なことで言えば、先の戦いで疲れ果ててしまったシャリは とても、サポートをしたり、Sakuridaさんと話をする気力も起きない のである。今はさらに余計な心配事を増やす気には到底なれないのだ。 恐らく後、2ヶ月後に「ACENT」が出来たのであれば、エリア1 全体の歴史が動かされるほどの可能性を秘めた国ではあったので ある。 そして、「ACENT」の存在意義さえも無くしてしまう事がついに 起きてしまうのである。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/18(Sat) 22:17:38) |
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Res66 |
その日は土曜日、PCを立ち上げたのは午前9時ぐらいだったろうか…。 PCが立ち上がる…。 いつも通りEBにON…。 いつも通りに【歴史】をクリック…。 その瞬間呼吸が止まる。 《8月09日 (05:47) 新 世 界が新世界 解散宣言!!を発動。》 この瞬間、いつもの土曜日ではなくなってしまった。 「新世界」はついに解散の決意をしたのであった。この間の戦略の 終わり方…、遠からずこういう日が来るかも知れないとは思っていた のだが、あの戦略より僅か一週間、「新世界」の決断は僕の予想を 遥かに上回るスピードで訪れるのであった。 会議室を見ると、コメントは無かったが、ONしている人が何人か いる。 参戦者を確認してみると、かなりの数の「新世界」のメンバーの ONがあった…。 そればかりではない、よく見るとシカマルさんを初め、ルナの メンバーも「新世界」の戦略に参戦しているではないか…。 「どなたか、状況が分かる人はいますか?」 ルナの会議室にコメントを書き込むのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/19(Sun) 22:46:23) |
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Res67 |
「朝、Keishiさんから、最後の戦いだから協力してくれって言わ れたみたいですよ」と、返事が返ってきた。 成る程、そういうことか…(^^; 自分は三国同盟は周知の事実だと思っていたが、入国したばかり の人が必ず知っているとは限らない。 声が掛かれば国民が参戦してしまう可能性は十分考えられた。 「ちょっと様子を見に行ってきますね。」 とりあえず「新世界」の戦略の矛先は「カサンドラの砦」で あった。 カサンドラ側も総帥代行のトレーズさんを初め、「魔天使」等 からの援護に入っている参戦者もいたが劣勢の状況であった。 【亡命】を使い「新世界」に入国会議室を覗き込むと、今まで 見たことも無いコメントの数。 ルナの会議室のコメントも、「新世界」の賑わいに押し流され ていたのであったのだ。 「○○さん、参戦ありがとうございます。」 「やるぞ〜〜」 「よしっ 要塞出た〜!」 「もうちょい」 「あれ? 要塞回復してる」 「うわ〜全部戻ってるよ(T_T」 「バグですよ。国費減っていませんよ」 etc,etc……… ずら〜っと並んだコメントを流し読みするだけでも5〜10分 ぐらいかかってしまうのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/21(Tue) 21:24:51) |
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Res68 |
どうやら、「新世界」は後もう少し、本当に僅かなところで、 「カサンドラの砦」攻略に失敗したらしいのだ。 参戦者が多い為のバグでは無いか?とコメントが書かれていた。 (後にトレーズさんの要塞回復だと判明する。) 解散を決意した「新世界」は最後に同盟国の一国を道ずれに 選んだのである。《死なばもろとも》とも言える強い結束を感じさせ るのであった。 一通り目を通した後、発言をクリックするといつの間にか、新 しいコメントが記載されている。 「シャリさん、おはようございます。」 「参戦ありがとうございます。」 「一緒に頑張りましょう。」 また、「カサンドラの砦」からも私信でコメントが…、 「シャリさん、裏切りですか?」 挨拶をすることも無く、「新世界」に入国したことで、味方と して参戦するものと勘違いされてしまっていたのである。(汗々) 「すみません、あまりに気になる戦略名だったので、覗きに きてましたm(__)m」 「ルナ・ツーはカサンドラさんと同盟中ですのでこちらでの 参戦はできません。」 「この後、カサンドラさんで参戦しますので、皆さんよろしく お願いします。」 とりあえず、誤解を招いたことを謝罪し、書き込むだけ書き 込むと他の人の返事を待たずに、直ぐに「カサンドラの砦」に 亡命するのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/23(Thu) 21:58:26) |
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Res69 |
「すみません、気になる戦略名だったので、新世界さんに覗きに いってました〜(^^;」 「こちらで参戦しますね。」 「何だ、びっくりしましたよ。」 とりあえず、ホッとした書き込みが会議室を賑わした。 さて、まずは大破する前に、攻撃を………目標は〜 ”シカマルさん” 折角の戦略である。普段は戦うことが出来ない自国の国民に標準 を合わせると〜〜クリック ”ズキューーーン!” まずは、シャリの爆導索が炸裂、低HPのシカマルさんを撃沈する のであった。 しかし、直ぐに他の誰かに大破を喰らうのであった。 取り合えず撃ち合いだぁ〜〜! |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/24(Fri) 20:01:07) |
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Res70 |
気が付くと「魔天使」からも援護の戦略が出ていた。 《8月09日 (09:22) 魔 天 使が魔天使 援護を発動。》 ONしたと思うと直ぐに大破、対戦相手を見ると…、 『おっ、やるな〜シカマルさん(^^; 流石ルナのホープw』 見事シカマルさんにやり返されていたw。 集中砲火を浴びる感じで、殆どONも出来ないので、大破中は 会議室で、状況の確認をしていた。 「結構やばかったみたいですね(^^; バグが起きなければ 落ちてたらしいですよ。」 「バグじゃないですよ。僕が回復しました^^」とトレーズさん 『そうか〜「新世界」の勘違いだったんだ(^^;』 この後、ルナからの激しい戦略も全て守護神として乗り切るトレーズさん その鉄壁の防衛能力を既にバリバリに発揮しているのである。 その後30分〜1時間、殆ど大破中ではあったが、徐々に増えてきた 参戦者の数を見ると、「新世界」の戦略が成功できる状態では無く なった。 「お疲れ様でした。停戦します。受けてもらえますか?」 Keishiさんのコメントが「カサンドラの砦」に書き込まれるのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/02/27(Mon) 21:58:30) |
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Res71 |
「それでは、ルナに戻りますね。お疲れ様でした。」 僕は皆に挨拶を告げるとルナに戻るのであった。 ONした直後の戦闘で感慨に耽る間もなかったが、改めて見直して みると【解散宣言!!】の文字が目にしみる…。 「やった〜新世界がなくなる♪」等という気持ちには到底なれ なかったのだ。 僕が目指していたのは大国「新世界」に挑み、皆の力で攻略する ことであった。【解散宣言!!】と言う文字は僕自身の【敗北宣言】 に見えてしまう。 「新世界」の人たちも決して望んでいたわけではないであろう…。 前回の戦略で攻略できなかったこと。自分の力のなさに改めて悔し さがこみ上げてくるのであった。 「倒すことが出来ずに申し訳ありませんでした。色々お疲れさま でした。」とkeishiさんに私信を送る。 「シャリさんのせいではないです。気にしないでください。」 そんなやり取りをしていると、もう一つびっくりする私信が寄せ られた。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/03/05(Sun) 15:22:11) |
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Res72 |
「同盟を組んでるなんて知りませんでした。シャリさんを撃って しまってすみません。ルナには戻れないので旅をしてきます。」 シカマルさんが、「新世界」の戦略に出てしまったことを気にし て出奔するというのである。 『ちょっ、ちょっ、ちょっと待ってよ、シカマルさん(^^;』 大事なルナの戦力をここで失ってしまうわけには行かない。 「待ってください。他の国に行くことなんて無いですよ。戻って きてください。(^^;」 「でも…。」 「戦争ゲームなんですから、全然気にしてません。むしろ、撃ち 合いが出来て楽しかったですから(^^;」 「それじゃ、お言葉に甘えて…。」 何とか、シカマルさんを引き止めることに成功した。この時は まだ気が付かなかったが、この効果は実に大きかったのである。 この後、ルナ・ツーが深夜に襲われる時に守ってくれる。深夜番長 シカマルさんは、ルナの防衛、戦略に無くてはならない戦力となるの であった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/03/07(Tue) 20:42:09) |
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Res73 |
「新世界」の幹部国民は名残惜しそうに中々離れることが出来ない ようであった…。 しかし、夕方になるにつれ一人さり…、二人さり…、その日の 夜になると、keishiさんも出国。 「新世界」のALL=NTは001さんが「新世界」を防ぐ為に総帥の座に 座り、ONしていなかったリンフィーさんの二人が残るだけになった。 だが、雑魚の人だけは微動だにしない…。まだ、60名以上の国民 がそのまま残るのである。 長い戦いの一つの終止符が打たれたこの日…、しかし、国名の 「新世界」が残っている限り、その戦いが終わったわけでは無い のであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/03/11(Sat) 21:59:16) |
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Res74 |
それにしても減らない…。「新世界」の雑魚国民である。 とりあえず、殆どONしない人もいるのかもしれない。一週間ぐらい 待てばONしていない人がデリートすかもと淡い期待を寄せたりして いた。 翌日になり、減るどころか数名であるが、国民が増えていた。 『何故?「新世界」に入国するんだ。「新世界」の人たちがどんな 気持ちか考えないのかな??』 僕は「新世界」の決心が固まった今、少しでも早く「新世界」を 眠らせてあげたいと思っていた。 「新世界」の国民からすれば、余計なお世話なのだろうが、この 時は、戦略で倒せなかったのに罪の意識を感じずにはいられなかった のだ。 自分自身が楽になりたい…、エゴだと思うがその為には「新世界」 を攻略するしかないのである。 何か出来ないか…、少しでも。 「新世界は8/9に解散しました。ONした人は他国へ退去してください」 何かしなければ、空しいコメントを「新世界」の会議室宛に送るの であった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/03/14(Tue) 21:40:06) |
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Res75 |
数日はONする度にコメントを入れることを繰り返すが、「新世界」 の国民は一向に減る様子は無いのである。 そんな中、「新世界」への最初の戦略を発動するのであった。 《8月15日 (20:36) 宇宙要塞ルナ・ツーが今日は終戦記念日を発動。》 《8月15日 (23:55) カサンドラの砦が解体作業できるかな〜?を発動。》 この日は折りしも終戦記念日。「新世界」との戦いも終戦させようと 試みたのであった。 しかし、この戦略も鯖の重さに負けてしまう。 兎に角、雑魚を倒して要塞を出しても本当の一瞬なのである。 鯖のエラーなのだろうが、倒したはずの相手が生き返っていたり、 フリーズのようになってしまい動かなくなるなど、とてもまともな戦略が 出来る状態ではないのである。(T▽T ルナの戦略は、長くは行わず1〜2時間ぐらいで終了…。 「50人を切るぐらいなら無いとちょっときついかもしれませんね…。」 空しいコメントが会議室を書き込まれるのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/03/14(Tue) 21:42:28) |
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Res76 |
帝王さんからの連絡があったのは、この戦略の直後ぐらいだったのでは 無かっただろうか…。確か昼間だった気がするが違うかもしれない。 帝王>「シャリさん、ちょっといいですか?」 シャリ>「良いですよ〜^^ お久しぶりですね。」 帝王>「新世界が解散となって、倒した後なんですが、シャリさんどう するつもりです?」 帝王さんから、こういう相談があるとは思わなかったのだが、 《解散宣言》が出た後に、これからどうするか…。 それには、個々の総帥がきっと思いを巡らせていたと思う。 「魔天使」「カサンドラの砦」「宇宙要塞ルナ・ツー」この時点で ルナの要塞はマックスでは無いが、大国と呼んでもおかしくない 状態になっていたのである。 この三国をこれからどうするのか…。それはエリア1全体の運命を 左右する事になりそうである。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/03/17(Fri) 22:17:06) |
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Res77 |
シャリ>「やはり、同盟は解散で戦い合うことになるんですかね?」 帝王>「僕はシャリさんと、戦いたくありません。」 シャリ>「ありがとうございます。それは、僕も一緒です。できれば、 エリアの為にも直ぐに統一リセットが出来ればなんですが…。」 帝王>「同盟軍はほぼ一枚岩だったし、三国だけ残して“天下統一”って 分けにはいかないですかね?」 シャリ>「それは、無理だと思います…。やはり、統一というからには どこか1国にしないと…。認めない人が出ると思います。」 帝王>「そうすると、やはり戦争ですかね」 ここで、僕は今まで考えていた思いを帝王さんに打ちあけるのであった。 シャリ>「実は僕も考えていることがあって…、聞いてもらえますか?」 帝王>「はい、どうぞ。」 シャリ>「出来れば「新世界」が無くなったあと、三国のうちどこか1国 にて天下統一して解散。その後エリア1をリセットするのが 良いのではないですかね。」 シャリ>「1国を何処にするかは、改めて飛竜さんも含めて協議して、国民 も全員移動後に天下統一を一気にします。」 帝王>「成る程、うまく行きますかね?」 シャリ>「まずは飛竜さん次第ですが、早く天下統一をしたいのは一緒じゃ ないですかね。(^^;」 シャリ>「でも、最近飛竜さん見ないんですよね。」 帝王>「了解、僕も飛竜さんを見かけたら、声かけてみますね。それでは、 またです。」 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/03/17(Fri) 22:17:53) |
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Res78 |
帝王さんに思いを打ちあけてしまった。僕が考えていたのは“無血革命” である。 何も戦略だけがEBではない、各国が協議の上、共和国体制を一時的に 作り、戦争をしないで天下統一することだって可能なのである。 もちろん、ルナでの統一を誇示するつもりは無い。ルナを愛してくれて いる国民のことを考えると、『ルナを潰しても良い』等とは口が避けても 言えないが、三国がテーブルにたち同条件の下で、引かなければならない のであれば、身を引く覚悟はできているのである。 ルナは既に僕だけの国では無いと思っている。しかし、この無血革命は 誰にも言ってはいなかったがルナを作った当初より考えていたのである。 なので、実は国民の拘束は一切かけていなかったのだ。この時点で幹部と 呼ぶに相応しい、拘束をかけている人はベッカムさんと呂布さん、の二人 だけなのである。 もしかしたら、戦後なくなってしまうかもしれない国…。その可能性が ある国に、今より国民を縛ることは出来ないが、そんなことをしなくても 沢山の国民がルナの中心となって、頑張ってくれているのであった。 徹底的に戦略したり、内乱したりで統一するものありなら、戦略をしな いで1つの国になるのも統一するのは更に難しく、ハードルが高いものかも しれない。 同盟軍はこの3ヶ月間1国の裏切りも無く、切磋琢磨してきたまさに戦友 たちである。その戦友たちが心を一つにしてどこか1国で統一する。 『きっと、できる!』 しかし、夢が叶うことはやはり無かったのである…。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/09(Sun) 22:18:43) |
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Res79 |
帝王さんとの密談をしてから数日のち、001さんからのコメントが届く 「新世界の人からコメントが届くならともかく、不愉快です。やめて ください。」というものであった。 僕は「新世界」に向けて毎日、退去をするようにというコメントを続 けていたのである。 001さんの気持ちは良く分かった…。多分僕も立場が違っていたら同じ 風に感じたに違いない。 「ONした人に退去の依頼はしているんですか?国民が減っていない 見たいですが…。」 「僕は、エリア1のためには新世界だけじゃ無く、他の大国も無くなった 方が良いと思っています」 話がしっかりかみ合ってるとは思わなかったが、001さんの全ての大国を 無くして、エリア1をリセットと言う気持ちも良く分かる。 それも、あったから帝王さんとの話も、この間のような内容になった 部分もある。しかし、それを001さんに伝えることが出来ない。 「もう、コメントを入れることはしません。」 気持ちの中では、『誰もしないから僕がしてるんじゃないか〜』 と思っていただのであるが、確かに余計なお世話である。(^^; 『分かっているんだけどなぁ…OTL』 「001さん、せめて武器の爆を変えててもらえませんか?」 「そのぐらいは最後のハードルだと思って頑張ってください。」 『む〜、武器の持ち替えもだめかぁ〜(T▽T』 解散宣言をしたものの001さんは爆装備であったのだ。 最後のハードルは中々に高いのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/10(Mon) 11:43:40) |
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Res80 |
そして、「新世界」にはもう一人ALL=NTが存在しているのである。 リンフィーさんであった。 001さんは第三者の荒しを防ぐ為と言うことで、納得はしていたの だが、リンフィーさんは何故だろう??? 何か理由があるのだろうか? 解散宣言が出た後、リンフィーさんのONは減ってしまい、中々 出会うことが無かったのである。 『あっ、リンフィーさんがONしてる。』 いつだったろう?日にちは定かではないのだがリンフィーさんを 見つけた僕は直ぐに私信を入れるのであった。 「リンフィーさん、「新世界」は解散したので、出国して貰え ませんか?」 しかし、リンフィーさんのコメントはビックリするものだったのだ。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/11(Tue) 12:24:09) |
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Res81 |
「嫌です。僕は「新世界」の解散には納得していません。」 『え〜〜〜〜(T?T)、全員納得済みじゃなかったんですかぁ〜』 これには正直ビックリした、少なくても幹部は全員納得済みだと、 勝手に思っていたのだ(^^; 考えてみると、解散宣言の時の戦闘にリンフィーさんはONして いなかったような気がする。 その後、いくつか会話を交わしたと思うが、もちろん説得など 出来るはずも無く、「新世界」には更に高いハードルが一つそびえ 立つのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/12(Wed) 16:16:33) |
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Res82 |
「新世界」への攻撃を今すぐにしたいのは山々なのだが、既に コメントを入れることも適わず、しばらくは静観を決め込むしか なさそうなのである。 そんな中、歴史は動いていく… 大国間の戦闘が無くなってしまった今、傭兵国家として名を あげた「ACENT」はその存在意義が無くなってしまっていた。 誰よりもそれを強く感じていたのは総帥のDr.Sakuridaさんで あったのである。 《8月17日 (00:01) Dr.Sakurida が 龍 を建国。最高指導者 にDr.Sakuridaが就任。》 新しい国「龍」を建国するのであった。そして翌18日… 《8月18日 (06:59) 龍 が責任を発動。》 《8月18日 (07:03) 傭兵国家「ACENT」防衛要塞が陥落。 傭兵国家「ACENT」滅亡。》 既に、解散状態であった「ACENT」に自ら終止符を打つのである。 この後、「龍」はDr.Sakuridaさんの新しい試みで、入国して 来たニューフェースの強くなるまでの奇跡をSakuridaさんのHPに 掲載していくという、新たな試みにチャレンジするのであったが、 ある日、突然Sakuridaさんは、EBからデリートしてしまい、その HPも見ることが出来なくなってしまうのである。 ※Sakuridaさんは、後に鉄仮面さんとしてエリア1に復活ルナ・ツー の軍師として、辣腕を振るうのである。 理由は判然としないが、管理人さんより、強制デリートをされて しまったとのこと、従って鉄仮面さんとしてONした後も、その 本名はナイショにしなければならなかったのである。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/12(Wed) 21:16:10) |
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Res83 |
エリア1の中で新しい産声も聞こえてきた。 《8月18日 (10:59) イッキ がサンジェルマン城を建国。最高指導者 にイッキが就任。》 ベッカムさんが自称弟子としていたイッキさんがサンジェルマン城 を建国する。 この国は、新しい可能性を秘めた国であった。 今までの大国の中で収まりきらない新たな志、野望を持つ若きファイ ターが集まり、見る見る中堅国家として頭角を現すのである。 そして、サンジェルマン城にはもう一人注目すべきイッキさんの 片腕とでもいうべき人がいた。沖田総司さんである。 この時はめっちゃフレッシュな、エネルギーあふれる戦士であった。 しかし、そのまま二人三脚でサンジェルマン城を強くするのかと 思っていた沖田さんは、「新撰組」を建国するのである。 《8月28日 (13:30) 沖田総司 が新撰組を樹立。アレクサンドロ王国 に対して独立を宣言。》 そして、「サンジェルマン城」と「新撰組」が戦争状態に突入する とは夢にも思わなかった…。 もちろんこの時は、沖田さんが平知盛さんとなる事も、平さんが 建国した「平家」と「ルナ・ツー」が良きライバルとして激戦を繰り 広げる事も、神のみぞ知るのである。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/14(Fri) 18:19:27) |
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Res84 |
「新世界」の国民は減ることは無かった…。いや、減っては来た がまだまだ50名を切ることは無かったのだ。 「新世界」は時折、戦略さえ出しているのであった。 もちろん、国民を集めたり何かの目的がある戦略ではなかったが、 戦略名でカウントダウンされた戦略回数は実に8回となった。 解散宣言を知らない国民が入国してしまうのではないか…。 気がかりではあったが、誰も止めることは無かった…。 「そろそろ、やりましょうか…」 「魔天使」「カサンドラの砦」「ルナ・ツー」は呼応し再度 「新世界」を狙うのである。 《8月28日 (18:48) カサンドラの砦がみんなの力を1つに!を発動。》 《8月28日 (19:55) 宇宙要塞ルナ・ツーがみんなの力を1つに!を発動。》 《8月28日 (21:06) 魔 天 使が援護射撃!!!!を発動。》 《8月28日 (21:08) 魔 天 使が援護射撃2!!!!を発動。》 《8月28日 (21:17) 魔 天 使が援護射撃3!!!!を発動。》 「魔天使」の戦闘が3回も記録されている(^^; 鯖の重さが 伝わりますよね〜 この戦略も「新世界」の前に…、いや重過ぎる鯖の前に、同盟軍は 砕け散るのであった。 『だめだ…、このままじゃ落ちないよ…(T▽T)』 すっかり意気消沈した駄目総帥…、そんな中、あの戦士が名乗りを あげるのである。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/15(Sat) 19:08:40) |
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Res85 |
2003年8月30日 「シャリさん、明日の朝「新世界」を狙っても良いですかね?」 そう、それは数々の激戦を一緒に繰り抜けてきたベッカムさんである。 「もちろん、良いですよ(^^; でも、もうちょっと国民減ら ないと無理じゃないですかね?」あ〜モチベーションを下げる駄目 総帥(^^; 「了解です。メンバーは僕が集めますね。魔天使とカサンドラに 当たってみます。」とベッカムさん。 僕は朝の戦略には出ることはできない、28日の戦略で手応えが あれば、どうにかしてONしたかも知れないが、28日の戦略時の あの氷ついたような鯖の重さ…。 まだ、まだ「新世界」が落ちるとは思えなかった…。 全ての事をベッカムさんに一任し、その日は落ちるのであった。 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/16(Sun) 10:46:55) |
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Res86 |
2003年8月31日 8月最後の日、何度このドキドキを味わったろうか…。 PCを立ち上げ… ネットに回線を繋ぎ… 0円EBにONをする… 【情報】【歴史】【会議室】どれをクリックしようか… 【歴史】に目が止まる… 【歴史】近づくカーソル… 少し早まる鼓動と息遣い… 少しだけ胸が苦しい… そして… そして…… そして………クリック! |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/17(Mon) 12:35:33) |
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Res87 |
《8月31日 (06:54) 新 世 界防衛要塞が陥落。新 世 界滅亡。》 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/18(Tue) 20:26:39) |
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Res88 |
ついに、この日が来たのであった。いつか来るはずだったこの日…、 EBをはじめ目標とした大国「新世界」が滅亡したのであった。 《8月31日 (05:08) 魔 天 使がリベンジ!!今度こそを発動。》 《8月31日 (05:09) 宇宙要塞ルナ・ツーによる史上最大の作戦開始。》 《8月31日 (05:09) サンジェルマン城がメタビー!メダフォース一斉射撃を発動。》 《8月31日 (05:10) カサンドラの砦がリベンジ 次こそは!!を発動。》 《8月31日 (05:11) 春夏秋冬が小国だって。を発動。》 そして…、 《8月31日 (06:54) 新 世 界防衛要塞が陥落。新 世 界滅亡。》 実に5カ国が戦略発動していた。「春夏秋冬」はこの後、どんどん と頭角を現すことになるデュオさん率いる新興国であった。 歴史を確認した後、会議室にONをして、 「誰かいますか?」のコメントに反応してくれたのはシカマルさん だったと思う。 僕はシカマルさんに話を聞いた。 この戦略にはkeishiさんも参戦したらしい。 そして、ある程度「新世界」にはリンフィーさんもONをしていた。 「要塞回復をしちゃおうかな、どうしようかな…。」という リンフィーさんを皆で説得したそうだ。 「最後は総帥として、「新世界」と一緒に散りたい…。」 keishiさんは最後に「新世界」に戻ったそうである。 ※引退ではないですよ。 そして、「新世界」はその終焉を迎えることになったのであった。 最後の戦略に出ることは出来なかった…。しかし、不思議と 後悔はなかった。 何故だろう…、「新世界」との長い戦いはあったが、そこに 憎しみを持ったことは一度も無い。 「新世界」は、まるで父の背中のように大きく広かった…。 いつか自分が辿りつき、その終わりを見ることになるとは…。 僕がEBを初めてから、【情報】を押せばいつもそこには「新世界」 があったのだ。 やったーと、ガッツポーズをとることも無い…。 勝利に酔いしれることも無い…。 複雑な思い…。むしろ、哀しい、寂しい気持ちの方が強い。 この気持ちを文字で綴る事は出来ない…。 ありがとう…。「新世界」 |
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□投稿者/ シャリア=ブルー -(2006/04/18(Tue) 20:29:37) |
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Res89 |
「新世界」との長い戦いはこうして終わった。 もちろん、EBの戦いに終わりは無い…、 今日も戦いは続く、帝王さんと画策した無血革命は、飛龍さんの 同意を得ることが出来ずに、無くなってしまった。 「新世界」を倒すまでと誓い合った三国の同盟は解消され、三国 それぞれの国が統一に向けてしのぎを削りあうことになる。 「魔天使」 「カサンドラの砦」 「宇宙要塞ルナ・ツー」 願わくば激戦を潜り抜けたこの三国の中から統一国家が出来て くれれば嬉しいのだが、既にイッキさん引入る「サンジェルマン城」 沖田(後の平)さん引入る「新撰組」など、若手の台頭も予断を 許さなくなっている。 無血革命は出来なかったが、それはそれで良いではないか、 まだまだ、やりたいことはいくらでもある。ルナには仲間が 沢山いるし、戦略だって色々考えている。 今この時に誓うのはルナは「新世界」のような哀しい結末 は迎えさせない。 その為にすることは一つ! 自分自身が一番楽しむ事!そうに決めた!! そして、今日も戦いは続く どうしてかって? この戦いはエンドレスバトルなのだから。 ---------------------------- 完 --------------------------- |